しかし、私たちの国籍は天にある。
-ピりピ3:20ー
クリスチャンとは福音を信じて、以前とは違う新しい人になった人達のことです。ただ、古い自分がまだ残っているので、これを捨てていく必要があります。この古い自分を聖書では「肉」と呼んでいますが、肉体のことではありません。
「肉」とは、信じる前の考え方、価値観、習慣です。
聖書は、これを捨てよ!と言ってます。
今回は、その捨てるべきものの一つ・・・・・文化(考え方、習慣)について考えてみたいと思います。
「わたしについて来たい者は、自分(の文化)を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」ーマタイ16:24ー
このみ言葉によれば、私たちは、日本文化を捨てて、天国人になっていくのです。
文化を捨てる?と疑問に思うかもしれませんが、勿論、日本文化の良いところではなく、聖書に反する、罪の部分を捨てるということです。
では聖書に反する、日本文化にはどんなものがあるでしょうか?
・神社仏閣参拝・・・・これは聖書では一番の罪。キリストを神としない罪。偶像礼拝。霊的には姦淫、浮気にあたります。
・「甘え」体質・・・・子どもが母親に甘えるように他者や集団に甘えることは、その甘える相手を神とする偶像礼拝です。(土居健郎著「甘えの構造」参照)
・「空気」を読む・・・・「空気」とは暗黙のルールを強いる絶対的権力であると「空気の研究」山本七平氏は言っています。聖書では、空中の権威、悪霊(エペソ2:2、5:21)と表現されています。
つまり空気を読むことは悪霊に従う、罪につながっていきます。
・水に流す・・・・責任をとることなく帳消しにする習慣。この感覚のために自分を地獄に行くべき罪人と認めることができず、十字架の贖い、恵みを実感できない人が多いです。
・タテマエ・・・・聖書的では、ただの嘘、偽善です。神様はホンネだけをご覧になります。ホンネで、神を信じ、自分が罪人だと信じ、聖書を信じてますか?
・曖昧さ・・・・日本人は白黒ハッキリより、グレーを好みますが、神は「熱いか冷たいか」「イエスか、ノーか」ハッキリを喜び、曖昧は嫌われます。
「なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている」(黙示3:16)
・完璧主義・・・・良い面は日本の匠の技を産むところですが、悪い面は、欠点しか見ないので自他を苦しめ、神の愛、恵を受け取れないところです。
・現実逃避・・・・ネガティブな現実から目を背けています。クリスチャンも「知らぬが仏」という姿勢が多いです。キリストは終末のために、世の中をよく観察(目を覚ま Watchi out!)しなさいと強調しています。
・その他、集団主義、察しの文化、隠す文化、細やか文化等いろいろ。
以上のような文化(考え、習慣)が残ってれば、悔い改めて捨てましょう。
主イエスは、一つ一つ捨てるべきものが示されます。私も外国人の友人や、「甘えの構造」(土居健郎著)「空気の研究」(山本七平著)等の本を通して、「そこ、変だよ!」と教えられ、聖書で確認しながら捨ててきました。
実感として、、、、、、とっても自由になりました!これが救いの醍醐味ですね!
ですから皆さんも、ニッポンの(非聖書的な)文化を捨てて、
天国人になっていきましょう!!