偶像礼拝は罪!!クリスチャンなら誰でも知っていることですが、、、、もし、
「あなたは、気付かずに偶像礼拝してるよ! 」
と言われたらどうしますか?大変なことですよね。
今回はニッポンのクリスチャンが気付かずにしている偶像礼拝を考えてみたいと思います。これを「隠れた偶像礼拝」と呼ぶことにします。
1 偶像礼拝とは?
まず、偶像礼拝とはなんでしょう?
それは、「⚪⚪」をイエス・キリストより、信じ、愛し、従い、支配されること、つまり・・・・イエスを主(一番)としていない罪なのです。
では、隠れた偶像礼拝には、どんなものがあるでしょうか?
「お金」や「自分」「ご先祖様」が偶像になることは、よく知られています。しかし、以下の例はあまり知られていない、隠れた偶像です。
2 組織、地域、リーダーという偶像
組織やリーダーによく仕えるのは悪いことではないです。しかし、主イエスより優先して聞き従うことは偶像礼拝です。
(例)会社や社長。あらゆる集団やリーダー。学校、仲よしグループ。アニメの世界やアイドル。カルト集団。教会では、み言葉より、教団や牧師に聞き従う場合は偶像礼拝となって教会のカルト化につながります。
3 科学や仕事などの偶像
いろいろな価値観そのものを人生の最優先の目的として愛し、規準とし、求めていくことは偶像礼拝となります。
(例)”お金”はよく知られた偶像。その他、”科学”、”仕事”、”努力”、”知識”、”美”、”健康”などです。”家族の絆”もキリスト以上に求めると偶像礼拝となります。
4 依存症という偶像
最近話題の”依存症“”も偶像礼拝と言えます。依存とは、それがないと生きられない、それをひたすら求め、そのためにすべてを捨てていくというものだからです。
(例)アルコール依存、ギャンブル依存、スマホ依存、ゲーム依存、買い物依存、恋愛依存,など。特に”共依存”という甘えの関係は”愛”と勘違いされやすい危険な偶像礼拝と言えます。
5 ”場の空気”という偶像
その"場の空気”を読んで合わせることは、ある意味最強の偶像礼拝と言えます。その“場の空気”は悪霊であり、一つ一つの集団を支配しているからです。日本人はいくつもの集団に属し、いくつもの空気を礼拝しています。
(例)職場の空気、学校の空気、ご近所の空気、、時には、いじめの空気、戦争の空気、メディアの空気等。最近は、SNSやYouTubeが新たに強力な空気を作っています。
6 国のイメージという偶像
ヨーロッパはこんな国、アメリカはこんな国、中国はこんな国、韓国は、日本は。。。
歴史の中で、国や地域のイメージは、偏った情報やメディアによって、実際とは違うものに作り上げられていきます。そのイメージが大きく膨らみ、暴力的になり、時には、紛争や戦争にまで発展するのです。このようなイメージをうのみにすることもまた、偶像礼拝だということです。同志社大学の小原教授が解説しています。
小原克博「一神教における戦争と平和(2)──暴力とディスコース」(講義「一神教研究」第13回、同志社大学) - YouTube
7 暗黙のルールには従わない!
以上のように、日本には偶像となるものは非常に多く(八百万の神?)、それぞれに「暗黙のルール(律法)」があります。例えば、
「水に流せ」、「出る杭は打たれる」、「長い物には巻かれろ」、、、さらに、
「宣教するな――― 日本では、宗教の話はするものではない。」
というのもあります。
多くのクリスチャンはこの暗黙のルールに従っているように見えます。
ですから、もし気づいたら、 この偶像を捨てていきましょう!
きっと、信仰の前進があるはずです。何かスッキリして、目が覚めて、聖書がハッキリわかるようになるでしょう。
あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
あなたはいかなる像も造ってはならない。 ー出エジプト20:3,4ー