聖書の知恵

主を恐れることは、知恵の初め ―聖書―

終末のため、今何を準備する?

 さて本日は、ヨムキプールというユダヤのお祭りです。聖書では「大贖罪日」といって、一年で一番悔い改めをする日ということです。大贖罪日 (messianic.jp)

 このようなユダヤのお祭りのときは、聖書的に重要なことが起こったりします。例えばキリストの十字架は「過ぎ越しの祭り」の日に起きましたね。それで、私もユダヤのお祭りは注目しています。

  ところで、今世界は終末に向かって、大きく変化しているようです。そして、このヨムキプールを境に、何かが始まろうとしている気もします。

 勿論、恐れる必要はありません。

 でも、準備は必要です!

 では、何をどう準備したらよいのでしょう?

 今回は、なるべく具体的に終末の準備について考えていきたいと思います。

 

1.初めにすること・・・自分の救いの確認!

 まずは何といっても、救いの確認です!!!

 地上で何があろうと、最終的に天国に行かなければ意味がありません!!そのためには、聖書の通りの正しい信仰が必要です。キーワードは油(聖霊です。

勇気のいることですが、「愚かな5人の乙女」は、もしかしたら、自分のことではないか?と、一度真剣に吟味してみましょう!これこそ究極の自己責任です。

 

 愚かな乙女たちは、灯は持っていたが、油の用意をしていなかった。~愚かな乙女たちが買いに行っている間に、花婿が着いた。用意のできている(賢い)五人は、花婿と一緒に祝宴の間に入り、戸が閉められた。その後で、ほかの(愚かな)乙女たちも来て、「ご主人様、ご主人様、開けてください」と言った。しかし主人は、「よく言っておく。私はお前たちを知らない」と答えた。(マタイ25:3,10-12)

 

「5人の愚かな乙女」対策はできていますか? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

聖霊内住を確認しましょう! - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

自分はホンモノのクリスチャンか? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

 

2.終末の出来事、心構えについて、共に学び、祈る

 終末にどんなことが起こるのか?イエス様はどんな心構えを教えているか?それが一番具体的に、書いてあるのが黙示録です。確かに謎が多い書ではありますが、、、、とにかく読みましょう!わからないところは、気にせず先に進めばいいです。以下の聖書個所でも、終末に起こることについて語っています。

 この聖句を教会、グループ、兄弟姉妹と共に話し合い、祈りましょう!

マタイ24章~25章 マルコ13章 ルカ21章 1テサロニケ4章~5章 2テサロニケ2章

1ペテロ4章 2ペテロ2章~3章 黙示録全章

 

 この預言の言葉(黙示録)を朗読する者と、これを聞いて中に記されたことを守る者たちは、幸いだ。時が迫っているからである。(黙示録1:3)

 

終末の準備って何?―基本の心構え - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

艱難のための準備 - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

おススメ動画(英語字幕)

Prophecy of the 7 Churches of Revelation - The Meaning of Each Letter - YouTube

 

3.偽預言者、偽教師、偽の教え、、、を見分ける訓練

 人に惑わされないように気をつけなさい。私の名を名乗る者が大勢現れ「私がメシアだ」と言って、多くの人を惑わすだろう。(マタイ24:4-5)

 このようなニセモノは、有史以来ずっと存在していました。ですから、

すべてを吟味し、良いものを大切にしなさい。1テサロニケ5:21

と注意しています。

 でも、終末が近くなればなるほど、ニセモノは蔓延し、自然になり、あたかも正当な教えのようになじんでいきます。あの暗黒時代のように。異端や極端なグループも要注意ですが、このような全体に染み込んでいるニセモノこそ気をつけたいです。自分の教団教派の教えは本当に聖書的か?見分けて(吟味して)いきたいですね。

見分ける方法 - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

神? or ニセモノ? 見分けは大切! - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

霊を見分けよう! - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

 

4.戦争、食料危機、災害対策への準備

 

戦争のことや戦争の噂を聞くだろうが、慌てないように注意しなさい。それは必ず起こるが、まだ世の終わりではない。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。(マタイ24:6-7)

 

 今のウクライナ情勢を見ていると長引くだけではなく、日本にもそのような影響があるとメディアで煽っているのが気になります。 以下のブログは太平洋戦争時に国家の思想のゆえに偶像礼拝や、ユダヤ人虐殺に加担してしまったクリスチャンの話です。戦争の空気に流されないように、今のうちに訓練しておきたいです。

終戦記念日を迎えて - 聖書の知恵 (hatenablog.com) 

 

 また終わりの時の食料危機、自然災害については、最近では一般の人でも、食料品や、燃料、日用品の備蓄を始める方が増えてきています。私のフォローしているyoutube チャンネルは以下の通りです。

(1) 生活防衛LABO - YouTube

(1) 花食 - YouTube

(1) 死なない防災!そなえるTV - YouTube

 

ただし!一番大切なのは、必要の全てを備えて下さる神を本当に信じ実践していくことです!皆さんは、生活の糧について、本当にイエス様により頼んでいますか?

 「何を食べようか」「何を飲もうか」「何を着ようか」~あなたがたの天の父は、これらのものがみな、あなたがたに必要なことをご存じである。まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものはみな添えて与えられる。マタイ6:31-33

 

5.大背教のための準備

 その時、多くの人がつまずき(背教し)、互いに裏切り~(マタイ24:10)このつまずきは、海外では通常、背教と翻訳される)

 だれがどんな事をしても、それにだまされてはならない。まず背教のことが起り、不法の者、すなわち、滅びの子が現れるにちがいない。(テサロニケ人への第二2:3)

 

とあるように、世の終わりには大きな背教が起こると言われています。これは、皆さんの教会で、隣に座っている誰かがある日、イエス様を捨てる・・・・ということです。なんということでしょう!

 もっと恐ろしいのは、それが皆さんかもしれないし私かもしれないということです!それを防ぐための準備をしていかなければなりません。自分の信仰を吟味し、属している教会の信仰も吟味する必要があります。この大背教の準備とは教会の中で着々と進んでいるからです。

終末の大背教は教会の中?(Nelson Walters動画) - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

 

5.迫害のための準備

 今隣りの国や、アメリカでさえ起きているクリスチャンに対する迫害・・・・どうぞ他人事だと思わないで下さい!!!聖書にはホンモノの信者は必ず迫害に会うと書いてあります。小さなことでも準備をして行きましょう。

 大切なことは、逃げる、、というのではなく、信仰を守り抜くための準備です。

 その時、人々は、あなたがたを苦しみに遭わせ、殺すだろう。また、私の名のために、あなたがたはすべての民に憎まれる。(マタイ24:9)

 

 また、有史以来、神の器はず~っと迫害され続けています。その代表がイエス様です。そして、現在でも多くの国で、クリスチャンが迫害されています。そのような証しを読んだり聞いたりすることは、実際的な準備になります。日本にも、歴史的にキリシタンに対する大きな迫害があり、記録もたくさん残っています。

Hakugai.org – 迫害されているクリスチャンのために祈ろう!

日本二十六聖人 - Wikipedia

コーリー・テン・ブーム | 世の終わりに備えよ! "Escape Tribulation? Wrong!" by Corrie Ten Boom - YouTube

 

6.反キリスト、獣の刻印、大バビロンへの対策

 黙示録の中で注目されるのが、イエス様が「荒らす憎むべき者」(マタイ24:15)と呼んでいる「反キリスト」です。その反キリストを礼拝したものには「獣の刻印」が押されて地獄行きだということです。また、その反キリストをサポートする世界統一政府のようなもの「大バビロン」も出現しつつあるようです。・・・・様々な意見が飛び交っていますが、教会は、これを祈り、話し合い、見極めていく必要があります。

皆さんは反キリストは誰?で、獣の刻印、大バビロンとは何?だと思いますか?

これに巻き込まれないためにはどうすればいいと思いますか?

 

 竜(サタン)が自分の権威をこの獣(反キリスト)に与えたので、人々は竜を拝んだ。人々はまた、この獣をも拝んでこう言った。「誰がこの獣と比べられよう。誰がこの獣と戦うことができようか。」~獣は聖なる者たちと戦い、これに勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、言葉の違う民、国民を支配する権威が与えられた。地上に住む者で、屠られた小羊の命の書に、天地創造の時からその名が記されていない者は皆、この獣を拝むであろう。耳のある者は聞くがよい。捕らわれるべき者は、捕らわれて行く。剣で殺されるべき者は、剣で殺される。ここに、聖なる者たちの忍耐と信仰がある。(黙示録 13:4~)

 

トランスヒューマニズムの危険 - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

惑わしの医療システム - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

 

7.終末の教会準備・・・地下教会、家の教会へ

 今回の新型コロナでは、教会生活にも大きな影響が出たという方も多いと思います。コロナだけで、こんなに影響を受けたのです。これがいろいろと重なったらどうなるでしょうか?

 ということで、これからは教会を地下教会へ作り直すこと、一番シンプルな方法として、家の教会(ハウスチャーチ、セルチャーチ)をお勧めしたいと思います!もともと初代教会では迫害により、散らされて、各地に家の教会が出現したようです。

 

アジアの諸教会があなたがたによろしくと言っています。アキラとプリスカとその家の教会が、主にあって心からよろしくと言っています。(1コリント16:19)

 

教会とは? - 聖書の知恵 (hatenablog.com) 

教会で何するの?その1-礼拝とは- - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

教会で何するの?その2-家族同士の交流- - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

《1分で分かる》ハウスチャーチ運動とは? | Word of Life ワードオブライフ

 

8.何よりも宣教!

 そして福音宣教です!

その日、エルサレムの教会に対して激しい迫害が起こり、使徒たちのほかは皆ユダヤサマリアの地方に散って行った。~さて、散って行った人々は、御言葉を告げ知らせながら巡り歩いた。使徒8:2~4)

 

 特に日本はクリスチャン人口1%という世界最低レベルで、本当に悲しいです。私は日本が世界でも最も「見えない迫害」が強い国だと思っています。きっと特別なみこころがあるのでしょう。

 以上です。まだまだ、わからないことだらけですが、、、とりあえず思いついたことをまとめてみました。これからも考えていきたいと思います!

 

「だから、あなたがたも用意をしていなさい。思いがけない時に人の子(キリスト)が来るからである」-マタイの福音書24:44-