聖書の知恵

主を恐れることは、知恵の初め ―聖書―

トランスヒューマニズムの危険

世の中が益々混沌としてきているようです。

台風、洪水などの自然災害、円安、インフレなど経済問題、ウクライナの戦争の長期化、コロナの終息もまだまだ見えないという、大変な時代を歩んでいる今日この頃です。

でも私達には、イエスキリストという頼りになる方がおられます!

単純に、イエス様に信頼し従っていきましょう!

さて、そのイエス様が、おっしゃっていた警告の言葉ですが、

「目を覚ましていなさい。」(マタイ24:44)

これは英語では、「Watch !ウォッチ!(目を見張って、よーく見なさい!)」

という意味であり、意識して、いろいろな出来事を調べていくということです。

それによって、かえって覚悟ができて、落ち着いて準備が出来たりします。

 

ということで、本日は最近話題になってきた「トランスヒューマニズム」について

ウォッチしていきたいと思います。

「トランスヒューマニズム」という言葉を聞いたことがありますか?一言で言えば

「新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させる」ことです。

トランスヒューマニズム - Wikipedia

 

これを聖書的に考察した動画が 以下の

グローバリストは、トランスヒューマニズムが意志や心を消去することを良いことだと宣言(英語) by ネルソン・ウォルターズ」です。

Globalists Proclaim Transhumanism will Eliminate Free Will and Souls as if its a Good Thing - YouTube

これを紹介することで、ぜひ皆さんに一度「トランスヒューマニズム」について、考えてみてほしいと思います。日本語字幕がありませんので、以下に簡単にまとめます。

 

・関連用語の説明

今回の動画は少し専門的なので、関連用語を最初に説明したいと思います。

世界経済フォーラム(*1)」では、

「グローバルエリート(*2)」が、

グレートリセット(*3)」を目指して、

アジェンダ2030(*4)」という計画を進めています。

これは終末時代の重要な用語となりますのでぜひ、覚えていただきたいと思います。

 

*1 世界経済フォーラムとは 

経済、政治、学究、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界、地域、産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした国際機関。1971年に経済学者クラウス・シュワブにより設立された。スイスのダボスで開催される「ダボス会議」が特によく知られている。

世界経済フォーラム (weforum.org)

 

*2 グローバルエリートとは

国境を越えて活動する富裕層や権力者の小集団を指している。ビルゲイツザッカーバーグ、等経済人が中心をなしていて、現在、富と権力が集中しつつある。世界経済フォーラムに集まっているメンバーを指すことが多い。

 

*3 グレートリセットとは

グレートリセットとは世界中のあらゆるシステムを見直すこと。資本主義の社会はさまざまな弊害を生んでいる。そのような社会の在り方を多面的に見直し、改革しようとする動き。実際には、個人資産をなくし、全ての人をAIやインターネットで、管理、コントロールすることを目指す等、注意が必要。

 

*4 アジェンダ2030とは

国連が定めた2030年までに貧困を撲滅し、持続可能な未来を追及するための行動計画。SDGs という虹色のトレードマークが良く知られている。

実現のために、今までのお金の仕組み、政治、経済、食料、医療、教育等あらゆる分野で、これまでの仕組みを変えることを目指している。実際には、貧富の差が広がり、富裕層に権力が集中していくことが懸念されている。

2030アジェンダ | 国連広報センター (unic.or.jp)

 

*********************日本語まとめ始め********

「グローバリストは、トランスヒューマニズムが意志や心を消去することを良いことだと宣言 by ネルソン・ウォルターズ」

 

世界経済フォーラムの発表

 

クラウス・シュワブ等、世界経済フォーラムグローバルエリート達は、グレートリセットに先立ち、人間をデザインしなおして、個人の自由意志や心を消去していくと発表しています。

「”あなたが、何をするのか?”を変えるのではなく、”あなた”を変えるのです。」

と明言しているのです。

 

そして、このようなソ連KGBや、ナチスがやってきたことを「悪いこと」ではなく、「良いこと(!)」だとして、現在実行しようとしています。

同フォーラムのトップアドバイザーのユヴァル・ハラリ博士は、以下のようにコメントしています。

 

****「これからは、人間より、その人間のことを良く理解しているコンピューターシステムが、感情や意思決定を操作することが可能になってきます。そして最終的には、そのシステムが私達の代わり(!)に感情や意志の決定をしてくれるようになります。

今までは、暴君、独裁者が、そのようなことをやろうとしてきましたが、生物学的知識や数百万人もの人々のコンピューター等のデータが不十分だったので失敗しました。

しかし、現代ではすぐにでも実現可能です。

もはや人間はミステリアスな心を持つ存在ではなくなり、その心はいつでもハッキングすることができるようになったのです。

現在、選挙で誰に投票するか、スーパーで何を買い物するか、等は自分の自由意志によって選んでいますが、それはすぐに終わりとなります。」***byユヴァル・ ハラリ

 

「それ(自由意志による選択)は、すぐに終わりとなります。」

 

・聖書的な解釈

なんと恐ろしいことを発表しているのでしょう。

まさしく、アダムとエバが初めに罪を犯したとき、蛇が言っていたことと同じです。

「それを食べると目が開け、神のように善悪を知る者となる~」(創世記3:5)

ハラリ氏はその著書「ホモデウス」で「人口脳(インターフェイス)を人間に移植して、感情や意志を消去する」と具体的な説明をしています。

近い将来、このようなことが、政府によって、あるいは、自分が属している企業によって、、、、実行に移されていくことを覚悟しなくてはいけません。

その時、皆さんはどうしますか?

ひとり一人が、決断していかなくてはいけないのです。

この計画は勿論、サタン、悪霊に、よるものです。

近い未来、ホモデウスに書いてあるように、グローバルエリートによって世界の多くの人間が進化(!)させられます。そして、AIやコンピューターが、まるで神の様に人々をコントロールするようになるのです。

それが、黙示録にある、反キリスト崇拝につながっていくのではないでしょうか。

 

・獣の刻印を受けた人が赦されない理由?

ここで、一つ考えたいことは、自由意志や心が消滅すれば、それは人間とは言えないということです。主イエスキリストが十字架で贖われたのは、意志も心もある人間です。

反キリスト崇拝者は、悔い改めて、神に立ち返ることができないと黙示録にありますが、もしかしたらこのことが理由かもしれません。

「その苦しみの煙は、世々限りなく立ち上り、獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も安らぐことはない。」黙示14:11

 

・今、準備すべきこと

いずれにしても、このようなグローバルエリートが、人々にシステムを埋め込んで、心や意志をうばい、奴隷化していくことでしょう。そして、これを拒否するものを許さず、拘束し、死に追いやっていくことでしょう。

これが黙示録に書いてあることではないでしょうか。

問題は、今、教会で、このことを教えているか?どうかです。

この時に「No!いやです!」と言えるように準備を指導しているか?どうかです。

この計画はアジェンダ2030にのっとって、進められていますが、計画の前倒しも発表されており、来年2023年にもスタートする可能性が高いです。

時間はありません。

 

・患難前携挙だから大丈夫?

するとあるクリスチャン達は「ネルソン!私達は患難前に携挙されるから大丈夫だよ」と言います。しかし、それは正しくないです。

黙示録の大バビロンを知っていますよね。

「わたしは、この女が聖なる者たちの血と、イエスの証人たちの血に酔いしれているのを見た。」(黙示17:6)

と書いてある通り、患難の中で、殉教するクリスチャンが大勢いるということです。

では、この大バビロンとは、実際は何なのか?

私達は、国連や世界経済フォーラムで活躍するようなグローバルエリートが作る、世界統一政府だと思っています。興味のある方はこちらをご覧ください。

 

国連はどのようにして大バビロンなる世界統一政府となっていくか?                                by ネルソン・ウォルターズ

How the United Nations Becomes the One World Government of Mystery Babylon - YouTube

*********************日本語まとめ終わり********

 

動画は以上です。

さあ、私達は、今、何をすればよいのでしょうか?

 

ぜひ、ご自分で、考えてみて下さい。

ぜひ、ご自分で、調べてみて下さい。

ぜひ、ご自分で、聖書に何と書いてあるか、よく見てみてください!

ぜひ、教会、牧師、リーダーではなく、イエス様に直接相談してみてください!

 

主人(イエスキリスト)が帰って来たとき、

       言われたとおりにしているのを見られる僕は幸いである。

                      マタイによる福音書 24:46