聖書の知恵

主を恐れることは、知恵の初め ―聖書―

ドラマ 大草原の小さな家

皆さんはアメリカのドラマ「大草原の小さな家」をご存知でしょうか?

原作はローラ・インガルス・ワイルダー(1867年2月7日-1957年2月10日)による一連の半自叙伝的小説シリーズで、西部開拓時代のアメリカ(1870年代から1880年代にかけて)を舞台にしており、インガルス一家のミネソタ州のウォルナットグローブという町を主な舞台とした連続ドラマが、1974年から1982年にかけ、放送されました。

大草原の小さな家 - Wikipedia

 

私はまだ、クリスチャンになる前、このドラマが大好きで、毎週楽しみにしていました。舞台は開拓代のアメリカですから、彼らの生活はプロテスタントの信仰が自然に染み渡っていました。キリスト教のことは何も知らない頃だったので、信仰の面で、何か考えたり、疑問に思ったことはありませんでした。

ただ、見ていると 気持ちが和むな~、とか心が洗われると感じて、ついつい毎週見てしまった、と記憶しています。

つい最近、このドラマが数十年を経て、NHKBS放送で、再放送となったので、私は何気なく第一回を見たのです。

 

そしてハマってしまいました!

素晴らしい!!

以前にはなかった感動の嵐で、毎回、涙でぐちゃぐちゃです!!!

 

なぜ、こんなにも感動するのか?それは、ドラマの中から、キリストの香りがするからです。彼らの何気ない行動や、言葉から、キリストの愛を感じることができるからです。何より、この時代のクリスチャンは(人間は)、現代より、すごくまともで、クリスチャンとして、人間としてとても聖書的な人達なんだな~と思わされます。逆に現代人はクリスチャンも含めて、相当、堕落してしまっているというか、壊れてしまっているんだな~と思わずにいられません。

 

例えば、昨日の話は、姉メアリーが妹ローラのためプレゼントした野生のアライグマが原因でローラが命の危険にさらされるというストーリーです。この中で、メアリーがすべては自分のせいだと悔いるシーンがありますが、ローラは「ううん、いけないのは私だわ。お姉ちゃんは、私のためにできることをしてくれた。世界一素晴らしいお姉ちゃんよ。」とお互い、悪いのは自分だと言いあうのです。

素敵ですね!そして、なんと現代に見ることのできない場面でしょう!

勿論これは事実をもとにしたフィクションではありますが、この時代、こういうことが普通にあったと思わされます。そして今、たとえ教会の中でも、こういった場面をみることがあるでしょうか?残念ながらほとんどないと言えると思います。

 

その他にも、常に神の存在を意識している生き方、罪に対する敏感さ、何より、人々の間に神の愛が当たり前のようにあふれています。聖書の言葉とか、教義などはほとんど登場しませんが、彼らの言動にイエスキリストを感じます。

うまく言い表すことができませんが、百聞は一見にしかず、、、

 

ぜひ、一度ご覧になってください!

(NHKBS毎週土曜日午前8:30から)

*11月16日をもってこのシリーズは終了しました。