聖書の知恵

主を恐れることは、知恵の初め ―聖書―

新しい迫害に備えよう!

 このブログの目的は、終末を聖書的にサバイバルする準備を促すことです。

 2024年は、まさしく1月1日の能登半島震災、日々高騰するモノの値段、エスカレートする戦争、パンデミック条約など世界を統一しようとする動き、、等々、まさしくマタイ24章、黙示録の世界となってきています。

 そこで本日はイエス様が終末について警告したことの一つ、「迫害」について考えてみたいと思います。

迫害?。。。って、「不安を煽らないで下さい!」

って言われそうですが、これは私ではなくイエス様が言ってることです。ぜひ目をそらさないで下さい。そしてガンなどで余命宣告を正面から受け止めるとかえって安心する、、、という話を聞いたことはありませんか?これと似ていて、聖書の終末を正面から受け止めると、平安や希望に満たされてくるようになります。

 ぜひみ言葉に耳を傾けていきましょう。

 

1.迫害は、ここ日本でも

 

 聖書の中には終末の「迫害」に関することがいろいろ書かれています。イエス様は

そのとき、あなたがたは苦しみを受け、殺される。また、わたしの名のために、あなたがたはあらゆる民に憎まれる。そのとき、多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合うようになる。マタイ24:9-10

とおっしゃっています。ここで大切なのは、これまでは、共産国イスラム国、のように一部の国での迫害だったのが、終末には「あらゆる民に憎まれる」とあるように世界的規模の迫害となることです。ここ日本でもです。

 そして、それによって「多くの人がつまづき」とありますが、これは他の言語では「多くの人が背教し」と翻訳されています。大背教が起こるということです。

すると福音派の主流派では「一度救われたら、何があってもだいじょうぶです。」というOSAS(Once Saved Always Saved)を主張して以下の聖句などを上げます。

わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。ローマ8:39

確かにそうですね。でもこの中には「背教」は入っていません。ですから、悪魔サタンは、何とか信者を騙して、自ら背教するよう巧妙に画策しています。

 

2.患難前携挙でも、迫害は通る

 するとある人は言います。「でも信者は、患難前に携挙されるので大丈夫ですよね。」

しかし、どの神学者も患難前を100%は保証していないはずです。90%だったら安心できますか?私は無理です。

 また、「世界的迫害がいつ起こるのか?」という点については、患難期より前である可能性がかなり高いです。以下の通りです。

民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。しかし、これらのことがすべて起こる前に、人々はあなたがたに手を下して迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために王や総督の前に引っ張って行く。ルカ21:11-12

 つまり患難期の前に迫害が起こる、と言っているのです。聖書は言ってます。

狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。マタイ7:13

どうぞ門を広くしないで下さい!

 

3.最後まで耐えれば救われる

 
そして、忘れてはいけない言葉がこれです。

また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。マルコ13:13
 
このような迫害にも背教せずに最後まで耐えれば・・・・救われるのです。
逆に、最後まで耐えなければ・・・滅びです。背教する人は救われないのです。
言いづらいことですが、救いは、そんなに甘くないと知ってください。
ですから準備が大切です。

だから、あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。

マタイ24:44
 
4.迫害の事実を知る

 では、迫害への準備って何をすればいいのでしょう?
 まず、歴史や世界で起きている迫害の現実について知ることから始めましょう。

・歴史上キリスト者に対する迫害が止んだときは、ほとんど無いそうです。お隣の国の迫害は有名ですね。ただ日本の空気では、どうしても、他人事としか思えません。
迫害の現状を実感するために、ぜひ以下のサイトをご覧ください。読めば、意識が変わると思います。ぜひ祈り、行動を起こしてください。

Hakugai.org – 迫害されているクリスチャンのために祈ろう!

Open Doors International  · Serving Persecuted Christians Worldwide

 

・また、日本ではキリシタン殉教の歴史があります。こちらのサイトや資料館等にせひ足を運んでください。

日本二十六聖人 - Wikipedia

大籠キリシタン殉教公園 | たたら製鉄とキリシタン殉教の地 (okagocross.com)


・殉教の歴史で忘れてはならないのが、第二次世界大戦中の天皇礼拝とホロコースト。それを拒んだキリスト者に対する迫害です。ぜひこちらをご覧ください。

終戦記念日。天皇崇拝、ホロコースト再考 - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

 ホーリネス弾圧事件 - Wikipedia

70年間、隠蔽されてきたノルウェー最大の罪・衝撃の実話/映画『ホロコーストの罪人』予告編 - YouTube

 

そしてこれを共に集まり、見て、調べて、話し合ってみましょう。いろいろな発見や、意識の変化を体験できるはずです。

 
5.新しい迫害に備える


歴史上や現世界の事例とともに、もうすぐ来ようとしている新しい迫害について考えてみましょう。そのためにまず、最近起きている新しいタイプの迫害の事例をあげます。


・なんとLGBT問題によるクリスチャンによるクリスチャン迫害が進んでいます。特に「LGBTは聖書的には罪です」ということが差別であると迫害される例が目立ちます。以下をご覧ください。

聖書に書いてあることを素直に言ったらキリスト教のグループを除名になった!!! (youtube.com)


・また、いろいろな理由で、クリスチャンによるクリスチャン迫害の事例が増えて来るでしょう。デンマークや米国で迫害された宣教師からの警告(日本語字幕)

A message to the church by Torben Sondergaard (youtube.com)

 

・そして忘れてはならないのが、反キリストによる迫害です。これは黙示録にある大バビロン統一政府、エキュメニカル統一宗教、デジタル監視社会等、、、の対策を練っていく必要があります。まずは話し合いましょう。

トランスヒューマニズムの危険 - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

 

6.日本教による迫害

 

ここで新しい迫害の一つとして、日本教による迫害をぜひ加えたいと思います。

日本教の迫害???

「スミマセン。何のことやら分かりません」ですよね。この「日本教」というのは、作家イザヤベンダサンこと山本七平氏の造語です。日本教 - Wikipedia

「日本人の無意識にインストールされている国民的宗教」だそうです。

日本宣教を阻む『日本教』とは? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

日本人は結局、いつでも「場の空気に従う」という無意識の信念があります。これが日本教です。その空気の同調圧力は、法律、ルール、常識、科学的根拠、エビデンス、そして、なんと聖書の言葉より、優先されてしまうのです!

ですから聖書に従い続けることは、空気の同調圧力に反抗することになり、KY=空気が読めないダメな人間として、村八分、シカト、スルー、バッシング、イジメという刑に処せられるのです。これはたいてい外から見えにくい攻撃であり、時間をかけて諦め、妥協させるものです。だから、、、

・マスク問題、ジャニーズ問題、裏金問題、イジメ、ハラスメント等

・日本はずっとクリスチャン人口1%以下

・日本は「宣教師の墓場」

・海外でキリストを信じた日本人が帰国するとつまづく、、、等々となるのでしょう。

 

私はこれを日本教による迫害だと思うのです。残念なことに私も含めて多くのクリスチャンは、場の空気を読んでしまっていると思います。これからこの空気の力がもっと強くなる可能性が高いです。戦時中のように。

ぜひ、空気を読まずに聖書に従う訓練を今の内にしておきましょう!

 

7.具体的な準備 家の教会(ハウスチャーチ、セルチャーチ)

 

そして最後に具体的な準備の一つとして、皆さまの教会をいわゆる「地下教会」にリニューアルすることをお勧めします。最もシンプルな方法が家の教会(ハウスチャーチ、セルチャーチ)を作ることです。

なぜ、「家の教会」かと言えば、場所、人数、教える人、内容、そしてスケジュールもフレキシブルであり、回りからも政府からも実態が見えにくいからです。隠れて活動するまさに地下教会です。今までのような、大きな建物、大人数、決まったスケジュール、組織体制では、コロナ禍の経験で分かったように、崩壊しやすいと思います。

もともと初代教会はエルサレムで始まり、3千人がいっぺんに救われたとあるように大きな教会でした。その時も聖餐式や交わりは、それぞれの「家」で行っていたようです。これが家の教会の始まりです。

そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。使徒2:46

やがて迫害が始まるとヨーロッパ等に散らされて、各地で伝道が進みました。この時の基本が「家の教会」での信仰生活でした。

その日、エルサレムの教会に対して激しい迫害が起こり、使徒たちのほかは皆ユダヤサマリアの地方に散って行った。~さて、散って行った人々は、御言葉を告げ知らせながら巡り歩いた。使徒8:2~4)

 そうです。家の教会は、迫害への対処方法なのです。

 最近は別な意味で、家の教会が注目されています。多くの教会にカルト化や、偽の教えが蔓延して脱会を余儀なくされているからです。私も母教会を脱会して、現在「家の教会」です。ですから自分の教会からの脱会で悩んでいる方は「家の教会」を考えてみてください。良いチャンスかもしれません。

これは、主にあって一人一人が自立することが大前提であり、決して簡単ではありませんが、まさしく主イエスを頭とする御体なる教会、それぞれの賜物(機能)を活かしあう教会です。

詳しい運営方法については、今回は割愛しますが、あまり難しいことを考えずに、霊の家族(御体なる教会)による交流だと思ってください。家族の交流です。大切な条件は、イエス様を中心に集まるということです。

二人または三人がわたし(イエス・キリスト)の名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。マタイ18:20

RACネットワーク (rac-network.com)

「家の教会シリーズ」N0.6 教会に通っていないクリスチャン (youtube.com)

大バビロンから離れされ! - 聖書の知恵 (hatenablog.com)

 

いろいろですが、少しでも準備すればちゃんと結果が出ます。ぜひ皆様のできる範囲で

 

これから、やってくる新しい迫害に、備えましょう!