本日は、クリスチャン、特に指導者の皆さまへお伝えしたいことです。
コロナ、ウクライナ戦争、インフレなど、終末を思わされる今日この頃ですが、これは主イエスの再臨と共に、約束の新しい世界が近づきつつあるということです。
ただ、その前に乗り越えなくてはいけない患難があると聖書は言っています。
そこで、突然ですが、教会指導者の皆さまへ。。。
「5人の愚かな乙女」対策はできていますか?
「天の国は、10人のおとめがそれぞれ灯を持って、花婿を迎えに出て行くのに似ている。そのうちの5人は愚かで、5人は賢かった」(マタイ25:1~)
「10人の乙女」と言えば、キリストご自身による有名な警告メッセージです。
教会で奉仕をしてきた10人の乙女(花嫁候補)のうち、5人は天国のドアを閉められてしまいました。原因は油(聖霊)を持っていなかったことです。
皆さまの教会は大丈夫ですか?
信徒の皆さまは、ちゃんと油(聖霊)を持っていますか?
1.聖霊が無いと天国には入れない
この聖霊こそが天国へのパスポートと言えます。
「よくよくあなたに言っておく。だれでも、水と霊とから生れなければ、神の国にはいることはできない。」ヨハネ3:5
「約束された聖霊で証印を押されたのです。この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり~」エフェソ1:13-14
とあるように、聖霊の内住を受けた人だけが天国に入るとハッキリと書かれています。
そもそも、聖霊の内住が無ければ、神との関係は切れたままです。本当の愛も希望も、聖めもありません。(ローマ5:5、8:9、15:16)
2.聖霊を受ければハッキリわかる
使徒の働きの中では、福音を信じた人は聖霊を受けたことをハッキリと自覚しました。ペンテコステのときは勿論、異邦人に聖霊が注がれた時もです。
「『信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか?』と言うと、
彼らは、『いいえ、聖霊があるかどうか、聞いたこともありません』と。。。
ハッキリ「いいえ」と答えているのも興味深いです。聖霊を受けていないことも、ハッキリ自覚していたのです。
ところが現在は違います。多くのクリスチャンが、
「聖霊のことは、ハッキリしません」と言っており、これに対して
多くの牧師は「信仰に入ったのなら、受けてるはずですけど。。。」と
お茶を濁すようなことをおっしゃいます。
聖霊のことは、まさしく天国と地獄を分ける深刻な問題ではないですか?
教会で、聖霊内住の確認をぜひ指導してください!
それこそ、油を用意する賢い乙女の教会です。
3.聖霊を受けない理由
ではなぜ、聖霊を受けないことがあるのでしょうか?いろいろだと思いますが
・ホンモノの悔い改めをしていない
聖霊について似たような警告している教会団体で、一番指摘されているのが悔い改めがホンモノではないということです。口先だけで実がなかったり、重大な罪が抜けていたり、そもそも罪人とか罪の告白がタテマエだったりします。
ホンネで、罪人だと思っていますか? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)
・信仰の間違い
当たり前ですが、信仰に間違いがあると聖霊を受けることができません。例えば上記の使徒19:2では、バプテスマに間違い(ヨハネのバプテスマだけ)があったので、聖霊を受けられなかったのです。
聖書の時代にも多くのニセの教え、ニセ預言者、ニセ兄弟がいました。まして、現代のキリスト教にはどれだけ多くの間違いが入り込んだことでしょう。聖書は同じですが、教団教派で、その解釈はバラバラです。ぜひご自分の教団の解釈を調べてみて下さい。
「うちは、プロテスタントの福音派だから大丈夫。。。」とは思わないで下さい!
・現代人は霊的現象を否定
聖書の時代、人々は聖霊の存在がハッキリと分かっていましたし、それは、悪霊についても同じでした。日本でも、昔は、幽霊を見たり、悪霊の祟りといった現象をしっかりと感じ取っていたと思われます。
1600年頃、宗教改革と共に「聖書のみ(Sola scriptura)、信仰義認、万人祭司」という三大原理が始まり、知識に偏る傾向が強くなりました。また同時に科学の発達で、霊的現象に対して鈍感になったり、否定するようになったと推察します。
サタンは、ここをうまく利用して
「信じれば、実感がなくても、内住しているはず」という曖昧さを吹き込んだようです。聖霊について、考えないようにする教えと言えるのではないでしょうか?
デビッド・ポーソンが歴史上どのように聖霊が否定されてきたかを語っています。
教会で聖霊内住が否定されてきた歴史 - 聖書の知恵 (hatenablog.com)
4.聖霊を失うこともある
一方、一度聖霊を受けたらそれで安心、というわけもありません!つまり、
「一度救われたら、ずっと救われる(保証される)」「Once Saved Always Saved」は、聖書的ではないのです!
一度救われたら、ずっと救われる? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)
以下のように、救いを失うと書いてあるからです。
「ひとたび光に照らされ、天からの賜物を味わい、聖霊にあずかる者となり、神のすばらしい言葉と来るべき世の力を味わいながら、後に堕落した者たちは、再び悔い改めへと立ち帰ることはできません。」ヘブライ人6:5ー6
皆様の教会では、最後まで油(聖霊)を保つ必要を教えているでしょうか?
5.迫害、背教に備えよう
また「救いを最後まで保つ必要がある」に対する反論の聖句が、ローマ8:38です。
「私は確信しています。死も命も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、高いものも深いものも、他のどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から私たちを引き離すことはできないのです。」ローマ8:38
確かにそのとおりです、、、、でもこの中で大事なものを忘れています。
自分です!
つまり、自分から棄教(背教)する可能性は最後まであるのです。
まして、世の終わりには、これまでなかったような困難や、迫害がやってきます。
聖書も
「その時、人々は、あなたがたを苦しみに遭わせ、殺すだろう。また、私の名のために、あなたがたはすべての民に憎まれる。その時、多くの人がつまずき(背教し)、互いに裏切り、憎み合うようになる」マタイ24:9
「だれがどんな事をしても、それにだまされてはならない。まず背教のことが起り、不法の者、すなわち、滅びの子が現れるにちがいない。」2テサロニケ2:3
と、迫害と背教のことを警告しています。
皆さまの教会では、迫害と背教に備えているでしょうか?
6.「患難前携挙説」で安心?
ところが知り合いのクリスチャンの多くは、迫害や背教の準備に関心がありません。
どうしてなのか。。。?
主な原因の一つは「患難前携挙説」ではないでしょうか?ホンモノのクリスチャンは黙示録の患難の前に携挙されるという説です。
患難の前に携挙されるので、迫害とか背教に備える必要を感じていないようです。
しかし、確かなことは、分かりません。でしたら、最悪(艱難後携挙)を想定して準備する必要があるのではないでしょうか?原発の話ではないですが、「想定外でした」では済まされないことです。
私も患難前携挙を期待しますが、、、
最悪の艱難後携挙を想定して、、、備えましょう!
7.本当は言いづらいですが、、、
少しでも多くの教会に警告しなさい!と導かれています。
エゼキエル33章の見張り人とは? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)
どのように、そんな思いが?
それは、2004年に母教会を脱会後次の教会を求め、カリスマ派、福音派、リベラル派、カトリック、正教会、、、100以上の教会を訪問したことがきっかけです。その中で、神様に教えられたことが、
教会には愚かな5人の乙女のように、聖霊を持たない人が大勢いる!
ということなのです。
祈ると、聖書には「惑わされないように!」と多くの警告があり、このような大規模な惑わしは、サタンが最も喜ぶことだと気づかされたのです。悪魔サタンは、かつてのカトリック暗黒時代より、もっと巧妙な惑わしで、人類を滅びに導いているのです!
ですから、目を覚ましてください!
自分の救いを確かめ、迫害、背教、反キリストに備えてください!
備えが無ければ、困難の中で背教する可能性が高いです。聖霊を失い、油のない5人の愚かな乙女となってしまうのです。
5人の愚かな乙女とは
自分はクリスチャンだと思っていても聖霊を受けていない名目上クリスチャンと
一度は聖霊を受けましたが神に背いて(背教して)聖霊を失った元クリスチャン
のことだと言えます。
皆様の教会の、信徒の方々は大丈夫ですか?
初めから油(聖霊)を持っていない、愚かな乙女はいないでしょうか?
近い将来背教して、愚かな乙女になる人は、いないでしょうか?
「5人の愚かな乙女」対策はできてますか?