聖書の知恵

主を恐れることは、知恵の初め ―聖書―

ホンモノの悔い改めとは?

「悔い改め」ってどんなイメージがありますか?

なんか苦しくて厳しいイメージ?

いいえ!ホンモノの悔い改めは、とても自由〜なんです!

今回は天国への第一歩を踏み出すために、めちゃくちゃ大切な「悔い改め」について考えたいと思います。

 

1.悔い改めは「救いの条件」

エスキリストの救いの条件の一つが、この悔い改めです。

救われるためには(天国への第一歩) - 聖書の知恵

悔改めることなしに救われることはありません。

以下の聖句を見ると、福音=悔い改め とすら感じます。必要条件だからです。


「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」マルコ1:15

 

「十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。 」マルコ6:12

 

「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。」ルカ5:32 

 

「また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる」ルカ 24:47

 

悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。」使徒2:38

 

「それでは神は、異邦人にも命にいたる悔い改めをお与えになったのだ」使徒11:18

 

2.悔い改めとは、思いの方向転換すること

では実際、悔い改めとはどうすることなのでしょうか?それは、

・唯一の神に対して、(人に対してではなく)

・罪を認め謝罪し、(罪に向かって道を進んでいたことを謝罪)

・その罪を捨てる決心することです。(唯一の神に向かって方向転換し進む)

勿論、自分では捨てれません。だから、キリストの救いの力を求めます。

 

福音を信じるときの悔い改めの例(他の神々を信じていた罪)

 

「天地万物を創られた天の父なる神様!

私は今まで、仏教とか神道の神とかを信じてきました。その他○○を神のように頼ってきました。でも、本当はあなたが、宇宙のすべてを創造し、私たちを創造し、愛し慈しんでこられた父なる神様なのですね。知らなかったとはいえ、あなたを神と認めず、無視し、感謝もしてこなかった無礼と親不孝をお赦しください!

これからは、あなただけを神と認め、仏教や神道の神、その他○○などを捨てたいです。生涯、あなたを神と信じ、従い、愛し続けたいです!どうぞ助けてください。イエスキリストの名によって祈ります。アーメン!」

あくまでも一例です。

罪とは? - 聖書の知恵

 

3. 悔い改めは罪を言葉にして告白すること


プロテスタントカトリックの告白に反発して、告白を軽視しますが、聖書は「互いに罪を告白しなさい」といっています。できれば信頼する先輩とともに祈りましょう。
解放されたい罪の名前 を挙げることがインナーヒーリングに役立つことも多いです。
新約聖書には、一般的な罪の告白というのはないので、具体的な一つ一つの罪の告白をしましょう。
告白することによって、責任を取れるようになり、言い訳ができなくなります。


「自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。」第一ヨハネ1:9
 
4.悔い改めは、行動に出てくる。


「~悔い改めにふさわしい実を結べ。」(マタイ3:9)とあるように、

 

ホンモノの悔い改めは、実(証拠)が出てきます。


ザアカイは「主よ、私は財産の半分を貧しい人々に施します。また、誰からでも、だまし取った物は、それを四倍にして返します。」( ルカ19:7)という行動を示し、
エペソでは、「また、魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。その値段を見積もってみると、銀貨五万枚にもなった。」(使徒19:9)

 

といった行動を示しました。

 

5.ホンモノの悔い改めは聖霊による

 

聖書と罪のことが分かれば、悔い改めをすることはできます。ただし、ホンモノの悔い改め、つまり、心からの悔い改めは簡単ではありません。どうしても、頭だけ、知識だけの悔い改めになりがちです。

初めに聖霊の力によって悔い改めができる人は幸いです。

でも信じてから、数カ月後、数年後、あるいは死ぬ直前になって、やっとホンモノの悔い改めに導かれる人も多いです。

聖霊によって導かれるホンモノの悔い改めは、感情的に抵抗したいことも多いようですが、素直に受け入れ、神の前にひれ伏しましょう。赦してください、と。

すると「赦された〜!」という感動が沸き起こり、その罪から開放されます。ホンモノの悔い改めは自由〜なのです。

 

逆に何度も何度も良心をチクチク責め、赦しの実感がないときは、悪霊によるニセモノの可能性が高いので、無視しましょう。

 

6.リバイバルとは悔い改めのこと

 

歴史上多くの人が主イエスに導かれ、爆発的に信者が増えたり、多くの奇跡が起きたりする、リバイバルというのをご存知ですか?多くのクリスチャンがこのために祈っています。

私も勿論祈っていますが、このリバイバルの証や、本を読むと、リバイバルがおきるときには必ず先行して、信者の深い深い悔い改めが導かれるそうです。

私は「ふ~ん、なぜだろう?」と思っていました。

しかし、今はわかります。リバイバルとは、多くの未信者が救われたり、奇跡が起こることではありません。むしろ、その時代のクリスチャンの信仰を回復させることなのです。つまり、クリスチャンといいながら、その信仰がずれていたり、堕落していたり、ひどいときには、自分たちはクリスチャンと思っているけど、本当はニセモノだったり、、、、こういう悪い状態から、、、、

聖書本来の信仰に回復すること。。。。だから「リバイバル(回復)」なんです。

本来の信仰に回復すれば、結果として自然と多くの人が救われたり奇跡が起こるのです。

 

7.悔いあらためは、世の終わりの用意

黙示録2章3章に出てくる7つの教会に向かって、神様は「悔い改めなさい!」を繰り返しています。つまり、終わりの時が近づいている今、イエスキリストが、用意をしなさいと教えられたことを思い出し、熱心に悔い改めなくてはいけないと思います。

 

「わたしは愛する者を皆、叱ったり、鍛えたりする。

           だから、熱心に努めよ。悔い改めよ。」黙示録3:19

なまぬるい信仰ではないですか? - 聖書の知恵


主よ!生ぬるい信仰を悔い改めさせてください!