聖書の知恵

主を恐れることは、知恵の初め ―聖書―

ニッポンのクリスチャン1%の壁

ニッポンのクリスチャン人口は1%以下。。。迫害もないし、信教の自由があるのに、、

主よ。どうしてですか?  と祈らずにはいられません。

今回は、ニッポン人独特の文化習慣をもとに、この1%の壁を破るためには?ということを考えていきたいと思います。

 なぜ日本ではキリスト教が広まらないのですか。 | 聖書入門.com

 

1.聖書の「神」は一神教の神だとハッキリ伝える

日本人の「神」は、八百万の神々のイメージが強いです。キリストもその中の一人にすぎません。でもそれでは聖書の神ではありません。とにかく「一神教」にすごい抵抗があります。

クリスチャンでさえ、偶像礼拝を悔い改めることなくキリストを告白したり、それが罪だと頭ではわかっていても習慣で。。。という人が結構います。これではキリスト(唯一の神)を信じたことになりません。

十戒の第一「わたしの他に神々があってはならない」という律法をしっかり伝え、それまでの八百万の神やご先祖崇拝、太陽礼拝、お祭り等の宗教行事を悔い改めるように伝えることが大切です。

神が唯一であることが本当に分かれば、聖書の愛や恵が分かってきます。

 

2.全ての人は死刑(地獄)が決まってる罪人だとハッキリ伝える

日本人にとって罪人(つみびと)とは、警察に捕まるような「犯罪者」というイメージです。多くの人は「まあ、自分はまじめに生きてきたから、死んだらとりあえず天国かな」となんとな~く感じていて。。。罪人の意識が全くない!!これが外国との違いです。

でも、聖書の神の「きよさ」は、完璧です!!甘く見てはいけません。

たった一つの嘘、一瞬の浮気ごころ、ちょっとした怒り、ふとした妬み、、、、何より本当の神を無視し、別の神々を一回でも拝んだら、、、、、死刑です!

つまり永遠の滅び(地獄)が待っているのです。これは、日本では、口にするのが超難しいですよね。。。。でも、これをハッキリ伝えなければダメだと思います。(私も実際口にするのは難しいですが。。。。)

自分が地獄行きの道を歩んでいると知れば、救いを求めるようになります。

 

3.父なる神を信じないことが、どんなにひどい罪かハッキリ伝える

神は創造主であり父なる神だと理解すれば、私たちは、産み育ててくれた親を無視し、自分勝手に生きる親不孝者だとわかります。

それなのに父なる神は、自然や健康などの恵みを与え続け「わたしのところに帰っておいで~!」と叫び続けています。ところが私達は他の神々を親のように慕うというひどい親不孝者なのです。

こんなに腐った人間になり、戦争や環境破壊が起きているのは、全て自分たちの罪が原因なのに、それを「神がいるなら、何故こんなことが起こるんだ!」と神に八つ当たりしている親不孝者です。

さらに私たちを救うために、なんと長男のキリストを犠牲にしてまで、救いの道を用意してくれたのに、、、、それを無視する最悪の親不孝者です。

私達の罪がどんなにひどいものかハッキリ伝えてください。それが分かればわかるほどそれを赦された神の愛の深さが分かるのです。

 

4.全ての罪には償い(責任)が必要だとハッキリ伝える

そして、罪は必ず償い(責任)が必要だと知らなくてはいけません。

ところが、多くの日本人は「すみません」と言えば、水に流すと考えたり、先延ばしにすればなんとかなると考え、責任をとろうとしません。この責任感の曖昧さが外国と違います。

勿論現在は法治国家なので、盗みや殺人などの犯罪にはそれなりの刑罰が伴いますが、企業の経営や政治をみていれば、どれだけ責任があいまいなのかが良くわかるはずです。これは一般の人もおなじで、自分の犯した過ちに対して謝罪も償いもあいまいにすることが当たり前になっています。だから、社会問題も人間関係も解決しません。

これでは、キリストが十字架にかかって下さったことの意味が分かりませんし、福音を信じたことになりません。

「すみません」ではすみません!罪には償いが必要であることを伝えてください。そして初めて、十字架の恵みが分かるのです。

 

5.タテマエで全ては無になるとハッキリ伝える

日本の文化の恐ろしさのひとつが「タテマエとホンネ」の文化です。

日本人はタテマエを上手に使い分けたり、人や自分を守る手段にして肯定的にとらえてますが、聖書ではただの噓、または偽善という罪です!

日本人のタテマエの本当に怖いところは、タテマエが深すぎて本人さえ自分のホンネが分からなくなってしまうことです。それで、全てがタテマエになってしまいます。

唯一の創造者、キリストを信じると告白しても、これがタテマエだとしたら、、、、、全ては無に帰します。神はホンネしか見ないので救いはありません。

問題は本人がタテマエだと気づいてないことです。でも行動や言葉をみればわかります。そのときは「ホンネで信じてる?」と伝えてください。

ホンネの信仰になって初めて聖書通りの素晴らしい栄光をみることができるのです。

 

6.人の目を気にするのは偶像礼拝だとハッキリ伝える

福音を信じたとしても、、、、日本で信仰を守り、それを周りの人に伝えていくのは、本当に大変です。人の目が気になるからです。この「世間の目」というのは強力な悪霊です。

神の愛と真理によって生きていこうとしても、日本の社会はありとあらゆるところで、それを奇異だとみる世間の目があるのです。まして、宣教しようものなら、無言の抵抗や愛想笑いで、拒否されるのが落ちです。

これはニッポンの神々が、、、、それは悪霊ですが、信仰によって生きるな!宣教するな!という空気を日本中に醸し出しているからです。ですから、宣教しないのはこの悪霊に従っていることになります。逆に宣教することはこの悪霊と闘うことなのです。

そのためには、ニッポンの空気に従って宣教しない都合の良いクリスチャンであったことを悔い改めましょう。人の目を恐れて、神の目を畏れていないことを悔い改めましょう。

宣教は悪魔との闘いであり、聖化され、訓練武装して初めてできるものです。

 

7.伝道は全ての人の使命であると教会がハッキリ伝え、訓練する

 

「全ての人に福音を」と言っても、一般信徒の方は家族や知り合いへの伝道しか考えていないと思います。問題は、この伝道しない姿勢を問題視もせずスルーしていることです。

教会でも、伝道と言えば伝道会。「出ていって~宣べ伝えよ」ということを実践している牧師を見たことがありません。また信徒に見本をみせることもありません。それなのに教会外の伝道は一般信徒個人に丸投げされています。せめて、イエス様のチームのように二人づつ遣わすなどの対策が必要ですが、そのような対策も見たことがありません。

これでは、悪霊の力の強い日本で伝道をするのは大変です。

教会が伝道は全てのクリスチャンの使命であると教え、訓練や体制を整えれば、もっと伝道は進むのではないでしょうか?

 

あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。マタイ28:20