今回はとても複雑な問題、、、、
聖霊のバプテスマを聖霊の内住と聖霊の満たしに分けて考えたいと思います。
救いに直結する大切なことなのに、各教派で定義も呼び方もバラバラで言葉の混乱があります。これが教派間の分断の原因の一つではないでしょうか?
私自身の定義では、シンプルに、、、
聖霊の内住とは・・・・救い、命 聖霊の満たしとは・・・・宣教の能力
となります。勿論同じ聖霊なのですが、この2つを分けて理解すべきだと思っています。ということで、本日は「聖霊の内住」と「聖霊の満たし」という2つの側面を比べてみたいと思います。
・新生(ボーンアゲイン)のこと ⇐⇒ 賜物、能力、パワー等の現れ
命の本質・救い・品性
使徒2:4 2コリ5:17
・聖霊が住む、満たしpleroo in Greek ⇐⇒ 聖霊の注ぎ、満たしpletho in Greek
・油塗り(原語の意味) ⇐⇒ 油注ぎ(原語の意味)
・心から悔い改め、福音を信じ ⇐⇒ 心から悔い改め、
バプテスマを受けると起こる 福音を信じたときに起こることも、
ヨハネ3:3,5 使徒2:38 その後に起こることもあるし、
起こらない人もいる
・一度だけ起こること ⇐⇒ 必要に応じて何度でも起こる
いるか?いないか? 多くなったり、少なくなったり
・これが起こらないとクリスチャン ⇐⇒ これがなくても、クリスチャンとい
といえない える
ローマ8:9 エペソ1:13-14
・新約以降の信じるすべての人 ⇐⇒ 旧約では王や預言者、特別な人だけ
旧約では内住は誰一人無い 新約以降は信じるすべての人?
使徒2:17
・内住により、父子聖霊、兄弟姉妹と ⇐⇒ 教会のために用いる才能
繋がり、一つの体となる 1コリ12:7~
1コリ12:13、ヨハネ14:20
・キリストに属するものであること ⇐⇒ キリストに属する証印ではない
の証印、証拠
エペソ1:14 ロマ8:9 マタイ7:22~
・聖霊が教え、導き、慰め、、、、 ⇐⇒ 福音宣教の働きを進めてくださる
ともに生きてくださること 使徒1:8
ヨハネ14:26
・聖化を進めて、愛、喜び、平安等 ⇐⇒ 知識、癒し、奇跡、異言、預言、等
御霊の実(品性、性格) 宣教のための能力
ガラ5:22 1コリ12:8
・神は御霊の実を御霊の賜物より ⇐⇒ 御霊の実のほうが大切だが、勿論重要
重視される 1コリ14:1
マタイ7:22~ ロマ8:9
・神に逆らい続けない限り ⇐⇒ 一つひとつの働きなど必要なとき 、天国まで、内住してくださる 何度も満たされる
へブル6:5~、2ペテロ2:20 使徒7:55
使徒2章ペンテコステの初めての聖霊のバプテスマは、聖霊の内住と聖霊の満たしがいっぺんに現れた例です。私はこれが基本だと思っています。
しかし何といっても最も大切なのは聖霊の内住であり、新生(ボーンアゲイン)です。これが主イエスによる救いの保証です!御霊の実をつけることであり、神が評価するところであり、天国と地獄を分けるところです!
「信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか?」・・・使徒19:2
信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか? - 聖書の知恵 (hatenablog.com)
*引用文のすべてに賛同しているわけではありません。