救いは天国に至る道です。罪を悔い改め、キリストを信じたら、クリスチャンとして、次はどの様にして行けばよいでしょうか?
今回は天国へのプロセスについて、紹介したいと思います。
1.良い先輩、良い教会を探す
信じたばかりのクリスチャンは、言って見れば、生まれたばかりの赤ちゃんです。当然家族のお世話がなければ、大変です。一人では成長できません。この霊的家族を教会と呼んでいます。よい教会を探してください。これは、いわゆる教会でなくても信頼できる先輩クリスチャンと定期的な交わりを持っていれば、とりあえずOKです。
2.水のバプテスマ(洗礼)を受ける
「わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです」(ローマ 6:4)
水のバプテスマ(洗礼)は神と人の前に自分の信仰がホンモノであることを表すことで、信じた後、なるべく、すぐに受けるものです。
通常は教会で受けます。ただ、クリスチャンなら誰でも授(さず)けることができますので、先輩クリスチャンにお願いしても大丈夫です。病気、家族の反対などの事情がない限り、受けることをオススメします。事情がないのに受けたくない。。。という人の信仰はホンモノではない可能性が高いです。
心から罪を悔い改め、福音を信じた瞬間に聖霊のバプテスマを受ける人もいますが、水のバプテスマのときや、手を置いて祈ってもらったときに聖霊を受けることもあります。ですから、水のバプテスマを受け、先輩クリスチャンに手を置いて祈ってもらいましょう。
聖霊のバプテスマを受けると異言や預言を語ったり、喜びや平安に満たされたり、病気が癒されたり、いろいろなケースがありますが、何も実感がないこともあります。最終的に本人が確信することが重要です。
「パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り、その人たちは異言を話したり、預言をしたりした。」使徒19:6
4.成長し続ける
「生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです」(1ペテロ2:2)
まず霊的ミルク、霊的ごはんである聖書を読みましょう。キリストに祈り、聖書のみ言葉を実践し、クリスチャンと交わりましょう。そして自分の体験や、キリストについて多くの人に伝えましょう。時には試練も許されますが、すべてを通してクリスチャンとして成長していくことでしょう。天に至るまで、この狭くて真っ直ぐな道を歩み続けていくのがクリスチャンの人生です。
5.神がくださる才能を活かして、神の働きをしていく
詳しいことは、別の機会にゆずるとして、キリストに導かれていくと、信じる前とは違った人格と才能が与えられます。それを活かして、神を愛し、人を愛するために、自分にしかできない働きが開かれていきます。勿論、それは、福音を全世界にに伝えるための働きですが、どこで、誰と、どのように貢献するかは、とてもユニークで、クリスチャン人生のオモシロイところです。
*全てのプロセスは、聖書に基づいていますが、教派により、解釈が違うことがあります。何を選ぶかは個人の選択にまかされています。いちど、聖書を読み通すことをオススメします。